73年?式のK50は3段変速で、走行5,140km。リング音?がするし、どうもパワーが無くなってきているようなので、遊びで後年モデル96年製?のコレダスクランブラーのエンジンと交換してみることにしました。
シリンダーは傷んでいたので、更に別のエンジンから状態の良い物と交換し、ピストンピストンピン、ピストンリング、コンロッドスモールエンドベアリングは新品にしました。
電装関係は、k50-5のまま(6Vポイント点火)を使用することにしました。
プラグを抜いて、バッテリーを外して、リード線を外し、キャブレターを外し、マフラーを外し、スプロケットを外し、オイルポンプコントロールワイヤーを外し、エアクリーナーを外し、クラッチワイヤーを外し、エンジンマウントボルト3本抜いて、エンジンを下ろそうとしたら、オイルポンプのインレットパイプを外すのを忘れていました。
エンジンがキッチリと収まったので、既定トルクで締め上げたところ、なんとネジが切れてしまいました。整備書によるとエンジンマウントボルトは前・上が30N・m、下が40N・mなのに!
後年モデルの整備書では駄目だったのでしょうか?
モデルは異なりますが似ている車両の昭和41年のA90の整備書では13N・m~23N・mとあったので、こちらが正解でしょうか。!
K50の後年モデルでもエンジンマウントボルトの直径は同じです????
在庫のボルトがあったので良かったですが。これはおかしい!
エンジン始動すると、一発でかかりました。
キャブレターのスロー調整をして、アイドリングも安定して走行できそうです。
が、テスト走行するとアクセル開度1/2~全開がボコついて、ストールします。
スターターを引くと症状が収まりますので空気が多すぎ、燃料が少ない様です。
キャブレターのジェットニードルはK50-5のまま3F3-3にしていたのが悪いのかと後年モデル コレダスクランブラーの3F12-2に変更しましたが、状況は変わらず。
エンジンが後年モデルなのでキャブレターもその時代の物に合わせておけば調子がよいはずなのに、なぜだかよく分かりません。
電装系がK50-5のもの、および吸気エアクリーナー・排気エキパイ・マフラーがK50-5のものだから燃調が合っていない???
メインジェットは後年モデル番手#65を付けていましたが、空気が多すぎるとすれば、穴の大きいK50-5のメインジェットの番手#112.5にすることにしました。
テスト走行しました。
やっと満足のいく走行ができました。新品ピストン新品リングなので慣らし運転が必要です。音は静かでスムーズに走れます。ドライブスプロケットが14Tなので、トップでは力強さはあまりありません。
メインジェットが後年モデルで#65と小さいのは、12VCDI点火だからでしょうか?
点火により燃費の向上を目指しメインジェットが小さくなっているのでしょうか??
12VCDIの方が良いのかな???
メインジェットは点火系、点火タイミングに左右されるのでしょうか?
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