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2022.05.02 K90-Ⅱ クラッチドライブ(フリクション)プレート交換

K90-Ⅱの走行累計が12,500kmを超えたので、クラッチフリクションプレートを交換します。

右側クラッチカバーを外すには、エアクリーナー、キャブレターも外す必要があります。

53年間外された形跡が無いので、カバーが固着して外れませんでした。

たぶん、製造後一度も開けられていなかったと思います。レスペネ吹いて一晩待ちました。

エアクリホースの差し込み口の出っ張りを左側から叩いてようやく外れました。

ピッタリくっついて中々外れませんでした。スライディングハンマーの利用を検討してました。

交換に当たって、用意したのは、フリクションプレートとキックシャフトのオイルシールクラッチカバーガスケットです。

ロータリーバルブのアウターバルブシートにOリングが2つあり、交換が必要と思いましたが用意していません。

6つのスプリングを止めているピンを抜いて、プレッシャープレートを取り出します。

今回交換するパーツは、タイから送ってもらったA100用の部品にしました。

プレッシャプレートは少し作りが異なりますが、大丈夫かな?

元の部品は全体がコルクで出来ていますが、新品は金属のベースにコルクを貼り付けてある物です。貼り付け方が何だか雑だけど?

取り付けました。

元の塗装がハゲていて汚いので左側のカバーも外して、塗装し直しするつもりです。

タイから送ってもらったガスケットが弱くて、1枚切れてしまいました。

カバーは銀色か黒色の耐熱塗料の塗装を考えていました。

塗装のため、下地処理が必要です。グラインダーにナイロンディスクで研磨してて「このままツヤありむき出しで良いか」と考えが変わりました。

ナイロンディスクの後、コンパウンドピカールしてツヤありタイプとしました。

防錆のため、クレのシールコートを吹き付けました。耐久・耐熱に大丈夫かな?

キックシャフトのオイルシールがひび割れていて要交換です。

シールを外すとき車の内装はがしを使いましたが、内壁に少し傷がついてしましました。打ち込み量が分からなくで、面一より深めに入れてしまいました。

ピカピカクランクケースカバーになりました。

実はカバーを留めるとき、締め付けトルクをキチンとしようとトルクレンチで締め上げたのですが、奥まったところのネジの頭にドライバーが真っ直ぐ掛けられなくて、3本ほどネジ頭が傷ついてしまいました。カバーの8mmプラスネジにトルクレンチは掛けない方が良かった?