K90-Ⅱの走行累計が12,500kmを超えたので、クラッチのフリクションプレートを交換します。
53年間外された形跡が無いので、カバーが固着して外れませんでした。
エアクリホースの差し込み口の出っ張りを左側から叩いてようやく外れました。
交換に当たって、用意したのは、フリクションプレートとキックシャフトのオイルシール、クラッチカバーガスケットです。
6つのスプリングを止めているピンを抜いて、プレッシャープレートを取り出します。
プレッシャプレートは少し作りが異なりますが、大丈夫かな?
元の部品は全体がコルクで出来ていますが、新品は金属のベースにコルクを貼り付けてある物です。貼り付け方が何だか雑だけど?
元の塗装がハゲていて汚いので左側のカバーも外して、塗装し直しするつもりです。
タイから送ってもらったガスケットが弱くて、1枚切れてしまいました。
塗装のため、下地処理が必要です。グラインダーにナイロンディスクで研磨してて「このままツヤありむき出しで良いか」と考えが変わりました。
防錆のため、クレのシールコートを吹き付けました。耐久・耐熱に大丈夫かな?
シールを外すとき車の内装はがしを使いましたが、内壁に少し傷がついてしましました。打ち込み量が分からなくで、面一より深めに入れてしまいました。
実はカバーを留めるとき、締め付けトルクをキチンとしようとトルクレンチで締め上げたのですが、奥まったところのネジの頭にドライバーが真っ直ぐ掛けられなくて、3本ほどネジ頭が傷ついてしまいました。カバーの8mmプラスネジにトルクレンチは掛けない方が良かった?