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2020.07.26 K90-Ⅱ ハンドル交換&ハンドルポスト修正

K90-Ⅱは普通に走れましたが、シートに座ってハンドルとフロントサスペンションのアッパーボルトの位置を見ると左が近く、右が離れていて正しい位置に無いようです。

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普通に坂道も走れました。

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ハンドルとサスペンションのボルトの間隔が左右で違います。

レダスポーツの中古ハンドルが余っていたので、交換して正しい位置になるか確かめます。

K90-Ⅱのアップハンドルを外します。

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左のグリップは沸騰したお湯で30秒ほど煮るとすぐに取れました。

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ハンドルの比較です。アップハンドルがコンチネンタルスタイルになります。

私のK90-Ⅱはインナースロットルタイプなので、ハンドルに加工が必要です。

昔のスーパーカブや原付の実用車は、買い物かごをハンドルに掛けるためか、ハンドル回りにケーブルや配線を出さないでスッキリさせることが必要だったのでしょう。

今回は、インナースロットルはそのまま利用して、配線ケーブルは露出にします。

マスキングテープで位置決めをして、手持ちのディスクグラインダーでスライドピースの穴溝とスロットルケーブルの出口を開けます。

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結構、手間でした。なんとかスムーズに動けるようになりました。

 

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K90-Ⅱのステアリングヘッドの構造です。真ん中の薄い板に下駄を履かせて厚みを確保しています。一番上はそのカバーです。

K90-Ⅱだけこんな安物の三つ叉ブラケットで、ここが弱いのです。何かがハンドル右側に当たって三つ叉ブラケットの薄い板が歪んだためハンドル位置の左右バランスが狂ったのです。

結局、歪みを戻すことができなくて、左右の水平を出すために下駄の部分をヤスリで削りました。

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この段階では、下駄の水平は取っていません。サスペンションのボルト穴とハンドルポストの穴の位置を疑っていました。少し穴の位置を変えようと広げました。

せっかく、ステアリングヘッド周りをバラしているので、ベアリングを清掃グリスアップします。

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ボールは上22個、下22個。合計44個です。

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下側のボールを落とさないように、三つ叉の下を組まなければなりません。

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上側はこんな感じ。ダストシールのパーツを付け忘れていました。

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レダスポーツの中古ハンドルを着け終わったところです。ハンドル位置は少しはましかな?

ハンドル位置が少しズレていただけで、車軸やフレームは正しい位置にあったので、走行自体に問題はありませんでしたが、見た感じズレているのはいやです。

K90-Ⅲ以降のステアリングヘッドパーツと交換しようかな?