K90-Ⅱの歪んだ三つ叉ブラケットを歪んでいない物に交換します。当時物は高額なので最近の同等品と交換します。
三つ叉ブラケットの穴の位置は上から確認するとK90-Ⅱと同じでしたが、横からみるとサスペンションの取り付け位置と、ステムの取り付け位置の高低差が違っていました。
仕方が無いので、サスペンションの頭にワッシャーをかませることにしました。
ところで、よく観察すると最近のモデルはステアリングステムのロックナットがありません。当時物はちゃんとロックナットで遊びを調整するようになっています。
この時代の整備図書は今の物とは違ってとても親切に感じます。
いつからロックナットはいらなくなったのでしょう?なぜいらなくても大丈夫なのでしょうか?
サスペンションの頭にワッシャーを4枚入れましたが、1カ所に4枚は多いので、サスペンションのインナーチューブをワッシャー2枚分程度、上にあげてみようと思います。
18インチホイールがちょっと安定しすぎな感じなので、(サスのステムヘッドの突き出し量を増やす→キャスタを立てて、トレールを短くする→旋回性がよくなる)丁度良いかもしれません。
三つ叉の頭は上へ抜き出ないので、三つ叉の上と下の間の長さに合わせる感じになります。
三つ叉の上下間にはヘッドライトのステーがあって、長さは固定です。ヘッドライトステーの下にワッシャーのような物をかまして長さを調整します。